PAGE TOP

通期業績で電子部品事業は増収増益を見込む

NOK、第2四半期業績予想および通期業績予想を上方修正

決算 2022-10-25

 NOKは2023年3月期第2四半期業績予想および2023年3月通期業績予想の上方修正を発表した。

 それによると、第2四半期業績予想については、売上高は前回予想と大きく変わらないものの、営業利益は為替変動および原材料価格高騰に伴う売価転嫁による増加を予想。また、経常利益は為替差益等により増益、四半期純利益は有価証券売却益等により増益を予想する。

 また、通期業績予想については、売上高は為替影響等により増加する見通し。シール事業については中国のロックダウン、半導体等の部品供給不足の影響は徐々に解消しつつあるが、売上高の減少に加え、原材料価格の高騰、エネルギー価格の上昇等により、営業利益は減益となる見通し。一方、電子部品事業は為替影響等により売上高は増加する見通しで、コスト抑制の効果等により増益となる見通し。

 ■2023年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=3,529億円(前回予想3,518億円、増減率0.3%増)◇営業利益=59億円(同43億円、同37.2%増)◇経常利益=163億円(同122億円、同33.6%増)◇四半期純利益=100億円(同70億円、同42.9%増)

 ■2023年3月期通期業績予想
 ◇売上高=7,569億円(同7,408億円、同2.2%増)◇営業利益=233億円(同223億円、同4.5%増)◇経常利益=379億円(同342億円、同10.8%増)◇当期純利益=227億円(同195億円、同16.4%増)

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物