バッテリー製造工程の超乾燥環境に対応する低露点用グリースも初出展
NOK、「 BATTERY JAPAN(国際 )二次電池展」に出展
工業用品 2026-03-11
NOKは、3月17~19日までの期間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「BATTERY JAPAN (国際)二次電池展」に出展する。

会期中は、バッテリー製造工程の超乾燥環境に対応する低露点用グリースに加え、水素用Oリング、水電解ガスケットの3製品を初めて展示する。NOKのシーリングソリューション」をテーマに、EV関連および水素分野向け製品を紹介する。
■出展製品

◇ 低露点用グリース ※新規開発品/初展示
リチウムイオン電池および全固体電池の製造工程(露点マイナス50度~マイナス70度)の超乾燥環境に対応する新開発の製品。超乾燥環境下で課題となっていた駆動部(軸受やボールねじ等) の摩擦抵抗増大を抑制。これにより、装置部品の摩耗を防止して長寿命化を実現するだけでなく、装置の安定稼働を通じた生産性の向上に寄与する。また、電池特性に影響を与える特定の金属元素(Cu、Zn、Fe)を原料材に含まないため、金属元素に起因する電池特性の不良リスクを低減する。

◇水素用Oリング ※初展示
水素環境下では、高圧でゴム内部に浸入した水素が減圧時に急膨張し、ゴム内部に気泡やふくれ(ブリスタ)を生じる。Oリングの密封性を保つためには、この現象を防ぐ「耐ブリスタ性」が重要。同製品は、耐ブリスタ性と低温特性に優れた低温EPDM材と特殊VMQ材のOリング。高圧環境下では溝の隙間からのはみ出し対策として、専用バックアップリングを併用することで使用できる。また、汎用的な高圧用Oリングより材料硬度が低く、挿入荷重を低減でき、組み付け時の作業性が向上する。低温EPDM材は汎用EPDM材と比較して優れた低温特性を有し、特殊VMQ材は低温EPDM材と比較して、さらに優れた低温特性および耐ブリスタ性を有する。使用条件に応じて、低温EPDM材と特殊VMQ材のいずれかを提案することができる。高圧環境における使用温度の目安は、低温EPDM材がマイナス50度、特殊VMQ材がマイナス60度となっている。

◇水電解ガスケット ※初展示
水電解装置の電極間において、気密性・絶縁性・電解液保持を担う重要部品。ガス混合や漏れ、短絡を防ぐことで水素製造効率と装置の安定運転に貢献する。樹脂フレーム一体型のシール構造により、膜交換が容易となるだけでなく、自動組付け作業の効率化や部品点数削減にも寄与する。さらにゴムシールの採用により、高圧環境下で漏れを抑制および従来の樹脂品に対して長寿命化を実現する。産業技術総合研究所(AIST)福島再生可能エネルギー研究所(FREA)との共同研究により材料・形状の最適化も進めており、水電解装置の効率的なエネルギー変換を支援する。


◇冷却システム用シールソリューション(多流路切換弁用シール/配管継手用シール)
多流路切換弁用シールは、ゴムと低摩擦材を組み合わせ、独自の形状で設計。高いシール性と低トルクを両立し、円滑に流路の切り替えを実現する。周辺部品を削減し、限られた熱エネルギーを効率的に活用できる。ロータータイプとディスクタイプの2種類を紹介する。配管継手用シールは、配管の位置ずれに柔軟に追随し、確実に密封するための継手用シール。独自の構造と、ゴムと金属環の一体成形により、配管に圧入するだけで取り付けが可能となっている。複雑な冷却流路や樹脂構造体の採用など、多管化する配管ユニットの組立ばらつきによる位置ずれにも対応し、省スペース化と設計自由度の向上に寄与する。

◇耐トラッキング性ゴム
独自開発配合により、高電圧環境下でのトラッキング現象を抑制するゴム材料。JIS 規格における最高値であるCTI(比較トラッキング指数) 600を満たしている。シール機能を付加した形状部品として加工することで、 インバータやモーター周辺の省スペース化、部品点数の削減に貢献する。さらに、適用箇所に合わせて、耐水性や耐油性を有するゴムをベース材料として選定することも可能となっている。

◇アルミ腐食対策用シール「RUSTECTOR」コーティング
EV のユニットをはじめとしたアルミ筐体向けに耐塩水腐食機能を付加したガスケット。コーティングの追加により、アルミハウジングの表面粗さを充填し、耐腐食性を向上させる。ラバーガスケットと、鋼板にゴムを接着した「ソフトメタル」ガスケットの2 種類を提案する。
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