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2023年3月期第1四半期業績

ポバール興業、総合接着・樹脂加工は減収減益

決算 2022-08-09

 ポバール興業の2023年3月期第1四半期(2022年4~6月)業績は、売上高が9億3,300万円で前年同期比1.2%減、営業利益が1億1,000万円で同27.1%減、経常利益が1億1,500万円で同28.7%減、四半期純利益が7,800万円で同27.7%減だった。

 セグメント別にみると、総合接着・樹脂加工は売上高が7億8,100万円で同5.1%減、営業利益が1億3,600万円で同19.0%減。自動車・鉄鋼業界を中心にベルト関連製品の受注が底堅く推移する一方で、ディスプレイ業界向け研磨部材が減少した。

 特殊設計機械は売上高が1億5,200万円で同25.5%増、営業損失が900万円(前年同期は300万円の損失)。製造業の設備投資は依然として慎重な姿勢がみられるものの、受注は緩やかに回復傾向で推移した。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高35億7,300万円で前期比2.8%増、営業利益4億300万円で同8.9%増、経常利益4億3,500万円で同14.5%増、当期純利益3億300万円で同8.4%増を見込んでいる。

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