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2023年3月期第1四半期業績

住友理工、自動車用品は増収減益

決算 2022-08-01

 住友理工の2023年3月期第1四半期(2022年4~6月)業績(IFRS)は、売上高が1,172億5,500万円で前年同期比6.8%増、事業損失が19億9,200万円(前年同期は27億1,300万円の利益)、四半期損失が26億6,700万円(同17億3,400万円の利益)だった。

 事業セグメント別にみると、自動車用品は売上高が1,031億円で同8.8%増、事業損失が25億円(同14億円の利益)。一般産業用品は売上高が142億円で同5.9%減、事業利益が6億円で同57.8%減。

 所在地別セグメント別にみると、日本は売上高が450億円で同7.0%減、事業損失が7億円(同11億円の利益)。米州は売上高が316億円で同32.1%増、事業損失が22億円(同14億円の損失)。アジアは売上高が405億円で同5.9%増、事業利益が16億円で同47.7%減。欧州その他は売上高が144億円で同7.6%増、事業損失が7億円(同0億円の利益)だった。

業績予想を修正

 同社は2023年3月期第2四半期業績予想および通期業績予想を修正した。

 第2四半期業績予想については、中国でのロックダウンに伴う国内外の主要顧客の減産および稼働停止により、顧客への販売が当初予想を下回る見込み。一方で、円安の進行により海外子会社の売上高が邦貨換算で増加するため、売上高は前回予想通りとなる見込み。損益面は、顧客の減産による減収および操業度の低下による収益の下振れにより、前回予想を下回る見込み。また、2023 年3月期通期業績予想については、第2四半期業績を反映して修正した。

 ■第2四半期業績予想
 ◇売上高=2,520億円(前回予想2,500億円、増減率0.8%増)◇事業損失=17億円(同20億円の利益)◇四半期損失=51億円(同27億円の損失)

 ■通期業績予想
 ◇売上高=5,400億円(前回予想と変わらず)◇事業利益=120億円(同150億円、増減率20.0%減)◇当期利益=10億円(同22億円、同54.5%減)

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