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2022年3月期業績

三ツ星ベルト、ベルトは国内・海外とも増収増益

決算 2022-05-13

 三ツ星ベルトの2022年3月期業績は、売上高が748億7,000万円で前期比15.4%増、営業利益が76億4,000万円で同53.8%増、経常利益が85億5,200万円で同48.5%増、純利益が63億8,000万円で同56.9%増だった。

 セグメント別にみると、国内ベルト事業は売上高が277億7,400万円で同12.1%増、営業利益が71億9,200万円で同51.0%増。

 自動車用ベルトは、半導体不足による顧客の生産調整があったものの、システム製品の拡販などから組み込みライン用の売上高が増加するとともに、中古車需要が旺盛だったことから補修市場向けの売上高も増加した。

 一般産業用ベルトは、射出成形機やロボット業界向けの販売が好調に推移するとともに、農業機械向けも政府補助金の効果などから売上高が増加。搬送ベルトは、食品業界向けの需要回復に加え、物流業界向けも好調に推移し、売上高が増加。合成樹脂素材は、市況の回復に伴って売上高が増加した。

 海外ベルト事業は、売上高が364億8,800万円で同23.2%増、営業利益が38億4,700万円で同40.7%増。

 新型コロナウイルスの影響が大きかった前期と比較して、アジアや欧米のいずれの地域においても売上高が大きく回復した。自動車用ベルトは、米国ではスノーモービルや多用途四輪車向けの販売が期間を通じて好調に推移し、四輪車用も補修市場の拡販により売上高が増加。東南アジア・中国においても二輪車用の売上高が大幅に増加。四輪車用は、半導体不足によるユーザの生産調整があったものの、補修市場の拡販に注力した結果、前期を上回った。

 一般産業用ベルトは、アジアや欧州での補修市場の拡販により売上高が増加。また、OA機器用ベルトは、ユーザの生産が回復傾向にあったものの、下期にかけて半導体不足の影響があったことから、通期では前期並みとなった。

 建設資材事業は、売上高が53億6,300万円で同6.7%減、営業利益が1億3,600万円で同53.2%減。建築部門は公共や民間の改修工事物件が回復傾向にあることから、売上高は前期並みとなったが、土木部門では廃棄物処分場などの工事物件の減少や物件の規模縮小の影響を受け、売上高が減少した。

 エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品などを含むその他は、売上高が52億4,200万円で同10.9%増、営業利益が2億4,800万円で同100.8%増となった。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高775億円で前期比3.5%増、営業利益80億円で同4.7%増、経常利益80億円で同6.5%減、純利益63億円で同1.3%減。

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