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コラム「Front Line」

次世代を担う若手に焦点を当てた取り組みが目指すもの

会員限定 連載 2024-06-03

 産業や組織の継続にとって、次世代を担う若手は必要不可欠な存在だ。ただ、その確保となると、人手不足等から決して容易ではない。そこにはやはり、工夫が必要となる。

 日本ゴム協会が今年中に立ち上げるゴム・エラストマー若手研究分科会は、若手に焦点を当てた取り組みとして注目される。

 日本ゴム協会は、ゴム・エラストマー・ソフトマテリアルに関する技術者・科学者を中心とした国内唯一の学術団体で、企業の技術者や大学・研究機関の科学者、学生等が会員として集う。ただ、日本ゴム協会においても若手の定着は課題として挙げられ、その打開策の一つとして立ち上げるのが、ゴム・エラストマー若手研究分科会だ。ゴム・エラストマーの発展に有益と考えられる様々な技術領域を取り上げ、調査、研究、会員内での議論を行うことで、分科会員のスキル向上や日本のゴム産業発展に貢献することを目指している。

 日本ゴム協会の研究分科会はこれまで、

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