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コラム「Front Line」

樹脂で進むケミカルリサイクル

会員限定 連載 2024-04-01

 サーキュラーエコノミー(循環型経済)やCO2排出量削減等の実現に向け、樹脂のケミカルリサイクルが活発化してきた。

 3月19日、デンカは千葉工場(千葉県市原市)内に使用済みポリスチレンのケミカルリサイクルプラントを竣工。使用済みポリスチレンを、その原料であるスチレンモノマーに戻す。

 一方、三井化学は廃プラスチックを原料とした熱分解油(廃プラ分解油)をCFP(広島県福山市)から調達。3月13日から大阪工場(大阪府高石市)のクラッカーへ投入し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品(化学品・プラスチック)の製造・販売を開始した。

 ケミカルリサイクルは、

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