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コラム「Front Line」

構造改革を進めた先の体質強化と業績改善

会員限定 連載 2024-02-26

 タイヤメーカーの非タイヤ部門の業績が改善してきた。

 ブリヂストンの化工品・多角化事業、住友ゴム工業の産業品他事業、横浜ゴムのMB(マルチプル・ビジネス)事業、TOYO TIREの自動車部品事業の2023年12月期業績は、いずれも増収増益で着地。事業利益(ブリヂストンは調整後営業利益、TOYO TIREは営業利益)は、ブリヂストンの化工品・多角化事業、住友ゴム工業の産業品他事業、横浜ゴムのMB事業が前期比で2ケタ以上の伸びをみせ、TOYO TIREの自動車部品事業は現セグメントとなった2018年度以降で初めてとなる黒字化を達成した。

 需要回復や拡販努力に加え、

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