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コラム「Front Line」

ゴム原材料のサステナブル化への入口は一つではない

会員限定 連載 2023-12-11

 ゴム原材料のサステナブル化への取り組みが、多方面から行われている。例えば、ブリヂストンが進める「使用済タイヤから合成ゴム原料を製造するケミカルリサイクル技術の研究」やTOYO TIREが進める「二酸化炭素(CO2)を出発物質とするブタジエンゴムの合成」、豊田合成が実施している「ウェザストリップのリサイクル」はその一例。タイヤメーカー、工業用品大手メーカーなどゴム原材料を消費する側で、本来川上にあたるゴム原材料の研究・開発、実用化は今後も加速していくとみられる。

 一方、そもそも川上である合成ゴムメーカーなど原材料関係では、バイオマスを用いた原料の生成やケミカルリサイクル等の研究に加え、

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