コラム「Front Line」
EUでの合成燃料車容認がエンジン周りのゴム部品に与える影響
会員限定 連載 2023-04-03
EU(欧州連合)の決定が、今後のゴム業界にどのような影響を及ぼすのだろうか。
EUは3月28日、内燃機関(エンジン)搭載車の販売を2035年以降に禁止としていた方針を一部修正した。二酸化炭素と水素を合成し製造される合成燃料を使用する車に限り、販売を認めるという。合成燃料は、大気などから二酸化炭素を回収して製造するため、CO2の排出量を実質ゼロと見なすようだ。
欧州は2035年のエンジン車販売の禁止を打ち出し、EV(電気自動車)へのシフトを進めていた。また、そうした欧州の方針がEVへの追い風となり、EVシフトの流れは世界中で加速していた。
エンジン周りに使用されるゴム部品は、
-
コラム「Front Line」
その価格は持続可能ですか?
連載 2024-04-15
-
コラム「Front Line」
伸びない市場のカギはSUVと軽自動車か
連載 2024-04-08
-
コラム「Front Line」
樹脂で進むケミカルリサイクル
連載 2024-04-01
-
コラム「Front Line」
在庫調整と車種の差
連載 2024-03-25
-
コラム「Front Line」
人材確保、事業継続のためにも賃上げを
連載 2024-03-18
-
コラム「Front Line」
命や財産を守ることができるゴム製品
連載 2024-03-11
-
コラム「Front Line」
当たり前が変わる大きな転換点
連載 2024-03-04
-
コラム「Front Line」
構造改革を進めた先の体質強化と業績改善
連載 2024-02-26
-
コラム「Front Line」
高付加価値品の高まりが業績を牽引する原動力に
連載 2024-02-19