コラム「Front Line」
米国の労働事情が及ぼす影響
会員限定 連載 2022-11-14
停滞していた自動車生産が復調気配をみせる一方で、需要環境の見通しは不透明感を増している。10月後半から足元までに開かれたゴム関連企業の決算説明会を聞くと、残念ながら欧州は景気後退局面、中国も期待できないという声が少なくない。
最重要市場の一つである米国については、「不透明」という見解が多数を占める。欧州や中国ほど悲観的ではないが、かといって楽観的でもない。米国の状況に左右される展開が続きそうだが、同国の労働事情はすでに様々な影響を及ぼしている。
その一つが従業員の確保だ。世界的な新型コロナの感染拡大以降、それは話題に上っていたが、影響は続いているようだ。11月10日に2022年12月期第3四半期(1~9月)業績を発表したブリヂストンは、
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