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コラム「Front Line」

需要は堅調でも足元は苦戦のゴム手袋

会員限定 連載 2022-11-07

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大直後、マスクとゴム手袋の需要は急増した。その後、ワクチン接種が進み、各国で予防に対する規制が緩和されると、欧米を中心にマスク需要は急減した。一方のゴム手袋は、堅調な需要こそ続いているものの、足元は苦戦を強いられているようだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって需要が拡大したのが、使いきり(ディスポーザブル)手袋だ。食品や医療といった、従来の需要分野だけでなく、新型コロナをきっかけとした衛生意識の高まりによって、これまで使われてこなかった様々な分野で採用が進んだ。

 ただ、足元は苦戦が続いている。その要因が

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