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【新年インタビュー】ムーンスター猪山渡社長

国産自社ブランドで新流通の開拓はかる

その他 2017-01-31


 ■革靴事業の再構築
 15年7月から1年間、革靴事業再構築プロジェクトを実施し、ものづくり(企画・開発)から生産体制を中心に販売体制までの再構築構想をまとめています。ものづくりとしては、新製法にて“SYNERGY CRAFTS(シナジークラフト)”と称し、マッケイ製法とPU・INJダイレクト製法を組合せ、両方の良さを生かした高級革靴をセレクトショップ中心に提案、評価を受けています。工場のツインスターでは「ムーンスター スポルス」、ムーンスター ワールドマーチの最高峰モデル「プライド」、防滑機能の「スペラン」などを生産していますが、“MADE IN KURUME”の革靴版として、“SYNERGY CRAFTS”商品を工場再生の象徴にしていく考えです。

 生産体制では、効率向上のためのレイアウトの最適化をはかっており、生産を継続しながら2年ほどかけて体制を整えます。トータルでは従来品の価格見直し、不採算商品廃止はもちろん、生産性向上とコスト削減をはかり、数量がダウンしても国内生産で利益が確保できる商品構成を確立する計画です。

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