東ソーは3月23日、ポリエチレン樹脂全製品で価格改定を実施すると発表した。4月1日納入分から、キロ当たり90円以上値上げする。

 対象となるのは、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロンーL、ニポロンーZ」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハード、ニポテック」、エチレン酢酸ビニル共重合体「ウルトラセン」、ポリオレフィン系接着性樹脂「メルセン」、高溶融張力ポリエチレン「TOSOH-HMS」。

 同社では価格改定の理由について、「これまで徹底したコスト削減、製品の安定供給に努めてきたが、中東情勢の悪化に伴う産油国の供給不安や円安の継続を背景に、原油価格が大きく上昇している。国産ナフサ価格についても原油価格の上昇を受け、キロリットル当たり11万円を超える水準への上昇が見込まれている。こうしたコスト上昇は、自助努力のみでの吸収が困難な状況にあることから、今後の事業継続および安定供給維持のため価格改定を実施することにした」としている。

 なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、価格改定幅を修正する可能性があるとしている。