バンドー化学は2月28日、「モビリティのEV化に対応する当社技術のご提案~静粛性と熱マネジメント~」をテーマにウェビナーを開催した。

ウェビナーの様子


 今回は、自動車部品事業部営業部開発営業グループ(デジタルマーケティング担当)松田寛史氏がMCを務め、自動車部品事業部技術部電動システム設計グループ濱野優希氏と自動車部品事業部技術部電動化技術企画グループ山田智之氏が講師を務めた。

 昨今、モビリティのEV化が進むなか、これまでエンジン音で隠れていた駆動ユニット周りから発生する騒音への対策が要求されるようになってきた。また、バッテリーの小型化、高性能化などに伴う発熱要因も増えており、熱をマネジメントすることも重要になってきている。そこで今回のウェビナーでは、「静粛性」「熱マネジメント」にフォーカスを当て、同社からさまざまなソリューションを提案した。

 静粛性については、摩擦ベルト、歯付ベルトなどを使用した伝動機構ごとの駆動音の比較、静粛性向上への対策例を紹介。また、熱マネジメントについては、同社の要素技術を活かした放熱、断熱技術について解説した。

 静粛性に関しては、チェーン駆動やギヤ駆動と、ベルト駆動から発生される音(騒音)の違いを説明、チェーンやギヤに比べ、歯付ベルトや摩擦ベルトを使用した際のベルト駆動の優れた静粛性を実際の音やデータで検証した。

 熱マネジメントに関しては、高い熱伝導率を実現した高熱伝導放熱シート「HEATEX」を紹介した。HEATEXは、熱伝導性フィラーを垂直配向させることによって高い熱伝導率を実現した製品で、発熱部品(CPU、LEDバックライト、パワーチップなど)から発生する熱を効率的に冷却部材(ヒートシンクなど)へ伝達するためのインターフェイス(TIM)として使用できるという。

 また、今後の開発テーマとして電磁波対策についても説明した。