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IRSG調べ、上位10カ国 米国以外は伸長

2017年上期世界新ゴム消費量、1,417万トンで3.4%増に

原材料 2017-10-17

 IRSG(国際ゴム研究会)が、このほどまとめた2017年上期(1-6月)の世界新ゴム消費量は、1,417万1,000トンで前年同期比3.4%増加した。上位10カ国では米国を除く全ての国が前年同期実績を上回るなど堅調で、なかでもタイとロシアは2桁伸長した。前年同期に伸び率が鈍化した中国はその後復調し、同4.5%増と堅調な伸びを示している。日本は前年に消費量でインドに抜かれ4位となったが、今回も順位は変わらず。ともに堅調だが差は広がりつつある。

 ■新ゴム消費量
 17年上期の新ゴム消費量を国別でみると、トップの中国は474万5,100トンで前年同期比4.5%増となった。前年上期には景気停滞の影響もあり伸び率が鈍化したが、その後復調し16年年間では4.0%増と堅調。今上期もその傾向が持続し、中国の新ゴム消費量は依然として旺盛だ。世界に占める割合は33.5%。世界の新ゴム消費量の3分の1を中国が消費している状況は変わらない。

 新ゴム消費量2位の米国は139万8,900トンで同2.1%減。景気堅調を背景に14年、15年と2年連続で伸長したが、15年をピークに減少。今上期もその傾向は続き、上位10カ国で唯一の前年同期割れとなった。ただ、比較的高水準だった前年同期との比較なので停滞しているとは言い難い。米国景気自体は底堅く推移しており、消費量も依然として高い水準にある。

 3位のインドは82万7,000トンで同2.8%増。ものづくりの拠点として急激な経済成長を続けており市場規模も拡大、前年には消費量で日本を抜いて3位に浮上した。日本も自動車の国内生産台数の回復などによる景気拡大を背景に新ゴム消費量は同2.7%増と伸びたが、インドもそれ以上に増加したため順位は変わらず。

 以下5位のタイ、7位のマレーシア、8位のインドネシアの東南アジア勢も自動車、二輪車、タイヤ産業を中心に堅調。なかでもタイは同12.0%増と2桁の伸長。マレーシアも同9.1%増と大きく伸長し、インドネシアを抜いて7位に浮上した。

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