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ニーズに対応した製品開発などが必要

カーボンブラック協会が新年賀詞交歓会を開催

原材料 2026-01-21

 カーボンブラック協会(長坂一会長=東海カーボン社長)は1月8日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で、「2026年新年賀詞交歓会」を、会員ら約100人が参加し開催した。

あいさつする長坂会長


 冒頭長坂会長が「正月休み明け早々、米国トランプ大統領の言動や、中国の対日強硬姿勢などに翻弄され、経済情勢へのリスクの高まりが懸念されている。このような情勢の中でも、我々カーボンブラックメーカーの生産状況は、現段階では比較的安定していると思われる。しかし、ハイパフォーマンスな製品にシフトしているユーザーとギャップがあってはいけない。このギャップを埋め、ユーザーニーズに的確に対応するには、より一層の新製品開発などが必要になる。製品開発に加えて課題となっているのが、安価な輸入品の存在だ。国内製品の販売数量に影響を及ぼしており、今後も増加が懸念されている。

 これらカーボンブラック業界における課題などへの対応策に関して、経済産業省などと緊密に連携し、業界が良い方向に進めるように歩んでいきたい」とあいさつ。

続いて来賓の経済産業省製造産業局素材産業課の土屋博史課長が「米国や中国情勢の影響などで、市場環境は混沌としている。この情勢下、政府としても需要と供給のバランスを取り、カーボンブラックの安定供給などに関し、全力でバックアップに努めていく。このためには官民一体となることが重要で、本日出席の皆さんには、より一層のイノベーションに取り組み、カーボンブラックの価値向上に一層注力してほしい」とあいさつした。

 乾杯の発声はカーボンブラック協会の山梨展明理事(キャボットジャパン社長)が行い懇親に入った。

 中締めはカーボンブラック協会の栗原正樹理事(日鉄ケミカル&マテリアル参与カーボンブラック部部長)が一本締めを行い、閉会した。

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