微細藻類の光合成によるCO2直接利用を基盤にカーボンニュートラル実現を目指す
日本ゼオン、参画する MATSURI プロジェクトが NEDO グリーンイノベーション基金事業に採択
原材料 2023-03-27
日本ゼオンが2021年6月から参画しているMATSURIプロジェクト(運営:ちとせ研究所)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した、グリーンイノベーション基金事業「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」において、「光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」のテーマを提案し、実施予定先として採択された。
ちとせ研究所は、今後「MATSURI プロジェクト参画企業らとともに共同研究開発を加速させ、微細藻類の光合成によるCO2直接利用を基盤とした2050年カーボンニュートラル実現を目指していく」としており、日本ゼオンも参画企業の一員として積極的に関わることで、化石資源の代替としての藻類バイオマスの利活用を実証検討していく。
MATSURIプロジェクトは、藻類の大規模培養と事業化に強みを持つちとせグループが主体となり、さまざまな企業等と共に藻類産業の構築を目指す取り組み。
日本ゼオンは2021年6月から同プロジェクトに法人パートナーとして参画しており、藻類の光合成によって得られるバイオマス資源を活用した事業展開を通じ、持続可能な社会の実現を目指すだけでなく、カーボンネガティブになり得る藻類を基とした新しいビジネスの創出にも積極的に取り組んでいく。
■採択された助成事業
◇事業名=グリーンイノベーション基金事業=「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」◇採択テーマ名=光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築◇事業概要=同プロジェクトでは、微細藻類を用い、太陽光をエネルギー源、CO2を直接原料とした、バイオプラスチックや機能性素材などの化学品、燃料、食品や飼料などの商業生産を通じた2050年カーボンニュートラル実現を目的とした取り組みを実施する。
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