PAGE TOP

土地等含め約700億円投資、年産1.2万トン

日本ゼオン、COPの新プラント建設へ

原材料 2024-06-13

 日本ゼオンは6月11日、主力製品の高機能樹脂シクロオレフィンポリマー(COP)の新プラントを建設すると発表した。2025年度下期に着工し、2028年度上期に竣工する。土地、ユーティリティを含む投資額は約700億円。同社はかねてから、COPの生産拠点分散によるレジリエンス強化策の検討を進めていた。

 新プラントは山口県周南市に建設する。敷地面積は約18万6,500㎡で、同社徳山工場(山口県周南市)の8割ほどの広さ。プラント建設後も余地は十分で、COPの拡張を含む高収益製品のプラント建設を検討している。今回設置するユーティリティは、さらなるプラント建設も見据えたものとなる。

 新プラントの生産能力は年約1万2,000トン。水島工場(岡山県倉敷市)の既存プラントは同約4万2,000トンの生産能力を有しており、新プラント建設により、同社のCOP生産能力は同約5万4,000トンまで増強されることになる。

 COPは優れた光学特性、低吸水性、不純物が非常に少ないという特長から、光学フィルム、光学レンズ用途だけでなく、医療用途、半導体用途での採用も拡大している。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物