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研究開発DXを加速

三井化学、「デジタルサイエンスラボ」を開設

原材料 2022-11-16

 三井化学は、計算科学、データサイエンス、ハイ パフォーマンスコンピューティングを融合したデジタルサイエンスによる研究開発DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるため、同社袖ヶ浦センター内に研究新棟「デジタルサイエンスラボ」を開設する。

施設外観イメージ


 投資額は約50億円、2023年6月着工、 2024年10月完工、2024年10月供用開始を予定している。

 同施設は、①研究開発部門および生産・技術部門のデジタルサイエンスの専門家、エキスパート人材を集結させ、同社研究者と交流することでシナジーを発揮させ研究開発 DX を加速させる②社外の方も来て頂けるプロジェクトルームを設置し、最先端デジタルコミュニケーションツール を導入することで、遠隔地とのリモートによるシームレスな共創を実現し、オープンイノベーションを促進する。

 同施設の特徴は、①デジタルサイエンスの基盤として、総演算性能(倍精度理論最高値)PetaFLOPS級マルチアーキテクチャのハイパフォーマンスコンピューティング環境を構築②太陽光発電設備、Low-E複層ガラス、高効率空調、BEMS(Building and Energy Management System)他を導入し、環境に配慮したサスティナブルな次世代型研究施設とする③施設アイデンティティを表現するロゴを作成(商標登録中)。

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