6月から、CFPの可視化実現へ
旭化成、合成ゴムなどのCFPデータ提供を開始
原材料 2022-05-12
旭化成は、合成ゴム・エラストマー製品のカーボンフットプリント(CFP)を算出するシステムを自社で開発した。同システムの一部に同社グループ共通のデータマネジメント基盤「DEEP」を活用。CFPの可視化を実現した。可視化した情報を基に、自社内でのCFP低減方法の検討や6月からは顧客へのCFPデータの提供を開始する。

システムの構成イメージ
各合成ゴム・エラストマー製品のCFPを明らかにすることで、それを組み込む顧客自身の製品のCFP算定を支援することが狙い。同システムは算定するCFPデータの粒度(年別、月別)や範囲(製品全体の平均、製品別)を自由に変更可能で、合成ゴム・エラストマー製品に対する顧客の多彩なニーズに応えることができる。CFPデータの提供を通じて、顧客とともにサプライチェーン全体、社会全体のCFP低減活動を推進していく。
同社グループは、「グリーントランスフォーメーション」を経営基盤強化のための重要テーマの一つと位置付けており、カーボンニュートラルの実現に向け、自社のGHG排出量の削減と社会のGHG排出量削減への貢献を目指し ている。合成ゴム・エラストマー製品では、溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)で廃プラスチックおよびバイオマス由来のブタジエンを原料とする取り組みを開始するなど、 事業のグリーントランスフォーメーションを強力に推進している。
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