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新中計(16-18年度)を発表

宇部興産、BRは特殊品で差別化

原材料 2016-05-23

 宇部興産は5月18日、16年度を初年度とした3カ年の新中期経営計画「チェンジ&チャレンジ2018」を発表した。

 新中計では、最終年度の18年度に売上高7500億円、営業利益500億円、経常利益490億円、当期純利益290億円を計画。売上高営業利益率は6.5%以上、自己資本利益率9.0%以上を目指す。

 「前中計では化学部門の建て直しが道半ばで終わってしまった」(山本謙社長)とし、化学部門は18年度に売上高3450億円(15年度実績2667億円)、営業利益200億円(同120億円)の達成を目指す。

 合成ゴム(BRブタジエンゴム)は、化学部門の中で「積極拡大分野」の一つと位置付けており、大手タイヤメーカーとの共同開発を積極的に展開。差別品・特殊品の生産比率を、千葉工場で70%→75%、タイ工場で50%→60%、マレーシア工場で15年6月商業運転開始→60%と高め、競合他社との差別化を図る方針。

 また、需要に応じた供給能力の拡大にも着手する。マレーシア工場では18年度中に生産能力を現在の年産5万トンから同7万2000トンに増強する。新たな拠点については、「原料のブタジエンを安定的かつ合理的な価格で調達できる場所を検討しているが、いまのところ実現できていない。最適な場所があればすぐに動ける体制はとっている」(同)としている。

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