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第2四半期業績予想は上方修正

宇部興産、業績予想を修正

原材料 2021-10-22

 宇部興産は10月22日、2022年3月期第2四半期業績予想および2022年3月通期業績予想の修正を発表した。

 それによると、第2四半期業績予想については、売上高は海外経済の回復を背景に化学品の需要が好調に推移し、ナイロン・合成ゴムなどの価格が上昇したことから、前回予想を上回る見込み。営業利益、経常利益、純利益は石炭価格などの上昇によるコスト増加はあるものの、化学セグメントにおける利益の上振れにより、前回予想を上回る見込み。

 一方、通期業績予想については、売上高はナイロン・合成ゴムなど化学品の需要堅調および石炭価格上昇の影響により前回予想を上回る見通し。営業利益は石炭価格上昇の影響はあるものの、化学品の需要が引き続き堅調に推移し、前回予想を上回る見通し。また、経常利益、純利益はセメント販売・物流のコストアップやセメント事業などの統合に伴う準備費用増など持分法投資損益の悪化の影響が大きく、前回予想を下回る見通しとしている。

 ■2022年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=3,065億円(前回予想2,700億円、増減率13.5%増)◇営業利益=190億円(同135億円、同40.7%増)◇経常利益=178億円(同115億円、同54.8%増)◇純利益=95億円(同55億円、同72.7%増)

 ■2022年3月期通期業績予想
 ◇売上高=6,350億円(前回予想5,700億円、増減率11.4%増)◇営業利益=390億円(同370億円、同5.4%増)◇経常利益=335億円(同345億円、同2.9%減)◇純利益=195億円(同210億円、同7.1%減)

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