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2021年3月期第2四半期業績

日本ゼオン、エラストマーは減収減益も黒字確保

会員限定 原材料 2020-10-30

 日本ゼオンの2021年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が1,374億1,500万円で前年同期比15.9%減、営業利益が99億1,300万円で同34.0%減、経常利益が109億3,900万円で同31.8%減、純利益が81億8,200万円で同29.2%減となった。

 エラストマー素材事業は売上高が712億7,100万円で同22.5%減、営業利益が8億2,900万円で同86.1%減。営業利益段階の増減要因は、増益要因が原価差43億円、販管費差10億円で53億円の増益。減益要因が数量差23億円、価格差44億円で67億円の減益。差し引き16億円の減益となった。第2四半期(7~9月)の合成ゴムは売上高が218億円で第1四半期(4~6月)比11%減、出荷量が8万2,000トンで同27%増。タイヤ用途の汎用ゴムは回復の兆しを見せているが、自動車産業および一般工業品用途の特殊ゴムは市況回復の足取りが重い。「自動車メーカーで

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