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2021年3月期第2四半期業績

宇部興産、合成ゴムは減収減益

原材料 2020-10-30

 宇部興産の2021年3月期第2四半期(4~9月)の業績は、売上高が2,800億1,300万円で前年同期比16.4%減、営業利益が34億1,000万円で同79.6%減、経常利益が15億2,000万円で同90.9%減、四半期純利益が2億7,200万円で同97.5%減だった。

 化学事業は売上高が1,123億1,700万円で同23.3%減、営業損失が25億7,200万円(前年同期は83億1,400万円の利益)。合成ゴム事業は、タイヤ用途を中心に出荷が大幅に減少したことに加え、製品市況が下落したことで減収減益。前年同期に比べ売上高は81億円、営業利益は18億円減少した。合成ゴムについては「上期の落ち込みが非常に大きかったが、自動車関係は足元から回復が強まってきており、下期は需要の回復が見込める」(宇部興産)としている。

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