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台湾工場は2022年に閉鎖

JSR、ディスプレイソリューション事業の再編を決定

原材料 2020-09-15

 JSRは9月14日、同日開催の取締会でディスプレイソリューション事業を再編することを決定したと発表した。同社では中国市場と高付加価値製品への選択と集中をより一層徹底していくことで、同事業の競争力を強化していく。再編内容は以下の通り。

 ■韓国、台湾市場における着色レジストおよび感光性フォトスペーサー製品の撤退
 2021年9月末までに撤退する予定で、配向膜、絶縁膜、保護膜、OLED材料、および中国向け着色レジスト・スペーサーについては継続する。

 ■JSR Micro Taiwan(JMW)工場の閉鎖と同社の他グループ企業への生産移管
 2022年3月末に工場を閉鎖するとともに、台湾・中国向け保護膜、絶縁膜等をJSRマイクロ九州およびJSR Micro(Changshu)に移管する。

 ■JSR Micro Korea(JMK)のキャパシティの削減と同社の他グループ企業への生産移管
 2022年3月末に2交代制から日勤制へ変更し、中国向け着色レジスト、感光性フォトスペーサー、保護膜、絶縁膜等をJSRマイクロ九州およびJSR Micro(Changshu)に移管する。

 ■グローバルでの販売・開発体制の見直し
 JMWとJMKでの現地顧客向け販売活動と技術サービスは継続するが、開発体制を中心に同社とJSR(Shanghai)(JSR-SH)に一部集約し、より効率的な運営を目指す。なお、JSR-SHにおいては開発用ラボの移転・拡張を併せて実施し、顧客への提供可能技術サービスを拡充することが決定している。

 ■人員削減
 事業再編に伴い、撤退と移管が完了する2022年3月末を目途に、JMWとJMKにおいて必要な人員削減を実施する。

 今回の再編により、配向膜や絶縁膜に代表される競争力の高い事業と成長市場への選択と集中を徹底することで、健全かつ持続的な成長を確保する。また、低温プロセス材料技術等の特色ある技術を活かした8KTV・5Gモバイル端末市場への先端材料・プロセスソリューション提供の事業展開を推進する。

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