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2020年3月期業績

デンカ、クロロプレンゴムは販売数量減

原材料 2020-05-13

 デンカが5月13日に発表した2020年3月期業績は、売上高が3,808億300万円で前期比7.8%減、営業利益が315億8,700万円で同7.7%減、経常利益が300億3,400万円で同8.5%減、純利益が227億300万円で同9.4%減だった。

 エラストマー・機能樹脂部門は売上高が1,493億2,500万円で同16.7%減、営業利益が109億300万円で同23.1%減。クロロプレンゴムは、米中貿易摩擦などから全体的に需要が減退したため販売数量が減少し、減収だった。

 2021年3月期業績予想は、売上高が3,600億円で前期比5.5%減、営業利益が310億円で同1.9%減、経常利益が290億円で同3.4%減、純利益が210億円で同7.5%減。新型コロナウイルス感染拡大の影響が第2四半期(7-9月)以降徐々に収束に向かい、第3四半期(10-12月)以降は正常化するという前提のもと予想した。そのうちエラストマー・機能樹脂部門は売上高が1,250億円で同16.3%減、営業利益が75億円で同31.2%減を見込む。

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