PAGE TOP

2020年3月期第3四半期業績

宇部興産、合成ゴム事業は減収減益

原材料 2020-02-05

 宇部興産が2月4日に発表した2020年3月期第3四半期(2019年4~12月)業績は、売上高が4,978億6,700万円で前年同期比7.9%減、営業利益が254億800万円で同15.4%減、経常利益が249億4,700万円で同25.4%減、純利益が151億7,600万円で同33.6%減となった。

 セグメント別のうち、化学は売上高が2,149億1,600万円で同11.0%減、営業利益が110億9,700万円で同34.0%減。化学のうち、合成ゴム事業はタイヤ用途を中心に出荷が概ね堅調に推移するなか、製品価格が主原料であるブタジエン価格よりも下落し、スプレッドが縮小したことにより減収減益となった。

 通期業績予想を下方修正
 同社は同日、2020年3月期通期業績予想の下方修正を発表した。それによると、売上高は米中貿易摩擦による中国経済減速などの影響により、ナイロン・ラクタムの一段の市況悪化、カルシア・マグネシアの需要減少および機械の出荷減少、石炭の販売数量減少を主要因として従来予想を下回る見込み。

 また、営業利益および経常利益は、ナイロン・ラクタムの市況悪化、カルシア・マグネシアの販売数量減少等により、また、純利益はゴルフ場事業の譲渡に伴う減損損失を計上した影響も受け、従来予想を下回る見込みとしている。

 ■2020年3月期通期業績予想
 ◇売上高=6,750億円(従来予想7,050億円、増減率4.3%減)◇営業利益=360億円(同420億円、同14.3%減)◇経常利益=355億円(同410億円、同13.4%減)◇純利益=220億円(同275億円、同20.0%減)。

 そのうち、化学は売上高2,950億円(従来予想3,050億円、増減率3.3%減)、営業利益155億円(同205億円、同24.4%減)を見込む。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • とある市場の天然ゴム先物
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた