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20年3月期第3四半期業績

JSR、エラストマーは大幅な減収減益

原材料 2020-01-27

 JSRが1月27日に発表した2020年3月期第3四半期(4-12月)業績は、売上収益が3,590億7,600万円で前年同期比4.6%減、営業利益が296億2,400万円で同21.9%減、純利益が189億4,600万円で同31.7%減だった。

 エラストマー事業は売上収益が1,364億6,800万円で同10.1%減、営業利益が9億6,100万円で同87.1%減、販売数量が46万5,695トンで同4%減。溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)の販売数量は10%伸びたものの、世界的な自動車、タイヤ市場の低迷もあり、SSBR以外の販売数量は7%ほど減少した。中でも自動車用ゴムは約10%の減少と大きく落ち込んだ。営業利益は販売数量の減少に加え、原料価格下落に伴う販売価格の下落による売買スプレッドの縮小などが響いた。

 通期見通しは売上収益4,830億円で前期比2.8%減、営業利益400億円で同7.0%減、純利益280億円で同10.0%減と、2019年10月に修正した数値を据え置いた。エラストマー事業は売上収益1,855億円、営業利益30億円を見込むが、「ブタジエン価格が想定より低く、ナフサとのスプレッドも悪化している。営業利益30億円は厳しい」(宮崎秀樹取締役常務執行役員)。SSBRは引き続き成長を見込む。タイの生産拠点はフル稼働。ハンガリーは現状サンプル出荷を行っており、来年度から売り上げに貢献する見通しだ。

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