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清水社長がオートサロンで語る

TOYO TIRE、『TOYO TIRES』を全世界に訴求

タイヤ 2020-01-27

 タイヤのサイドウォールに商品名や社名を白色で表記する「ホワイトレター」。黒一色のタイヤ側面に彩りを加え、クルマのドレスアップに一役買っている。乗用車用タイヤでは少ないが、SUV用タイヤやピックアップトラック用タイヤでは見かけることがある。

清水社長


 TOYO TIREはこれまで、サイドウォールに商品名と「TOYO」という社名を表記していたが、2019年12月からサイズラインアップを拡充しているSUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを皮切りに、「TOYO TIRES」というブランド表記に変更・統一する。

ホワイトレターが施された「OPEN COUNTRY R/T」


 1月10日、千葉・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」の会場で、同社の清水隆史社長は「これまでサイドウォールでの表記について議論を行ってきたが、『TOYO TIRES』はブランド名であると同時に、当社の企業ロゴでもあるため、今後はホワイトレターのタイヤに限らず、すべてのタイヤの表記を『TOYO TIRES』に統一していく。特にホワイトレターで表記した場合は、4文字の『TOYO』よりも『TOYO TIRES』の方が、商品名とのバランスが良い。私が米国に赴任していた3年ほど前から、各種展示会では『TOYO TIRES』を全面に打ち出す方針に変更した。スタジアムに掲出する看板やテレビCMでも『TOYO TIRES』という表記を徹底しており、今後も全世界に『TOYO TIRES』というブランド名を積極的にアピールしていきたい」と、『TOYO TIRES』に込めた想いを語った。

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