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デジタル装具製造支援サービスを提供

JSR、東名ブレースと合弁会社を設立

原材料 2019-11-20

 JSRは11月20日、東名ブレースと、デジタル技術を活用した義肢装具の設計・製造支援サービスを提供する合弁会社、「ラピセラ」を2019年11月6日付で設立したと発表した。

 ラピセラは、3Dプリンティングをはじめとしたデジタル技術を活用し、義肢装具の設計・製造を支援する。新たな設計・製造の支援サービスで、義肢装具士はこれまで手作業で行ってきた装具の設計・製造を一貫したデジタルワークフロー上で実行できるようになり、義肢装具の生産性と利用者の満足度が同時に向上すると期待されている。

 JSRグループは、個別化医療実現への貢献を目的とし、“デジタル×マテリアル”をキーワードとして、義肢装具に関する研究開発と社会実装を同社・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター (JKiC) と共同で進めている。

 この取り組みの早期具現化を目指す同社と、総合義肢装具メーカーとしての豊富な臨床経験と伝統的製作技術を有する東名ブレースの合意から今回のラピセラ設立に至ったもの。 

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