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7月31日、紀尾井ホールで千秋楽

ランクセスが支援する「小澤アカデミー」が演奏会を開催

原材料 2019-08-07

 ランクセス日本法人(辻英男社長)が支援するNPO「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」の演奏会が7月31日、東京・紀尾井町の紀尾井ホールで開催された。

指揮をとる小澤氏/(C)大窪道治/2019OICMA


 世界的な指揮者の小澤征爾氏が立ち上げたOICMAは日本をはじめ中国、韓国、台湾のアジア圏の才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的に、2011年に設立されたアカデミー。今回25人の若手弦楽器奏者の受講生をオーディションで選抜し、7月20日から7月26日まで長野県奥志賀で講習会を実施。奥志賀高原・森の音楽堂、志賀高原総合会館98で演奏し、31日の紀尾井ホールでの演奏会が千秋楽となった。

 受講生全員と3人の講師が加わった演奏の追加曲目、小澤氏の指揮によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135では会場はスタンディングオベーションに包まれ感動的に幕を閉じた。

あいさつする辻社長/(C)大窪道治/2019OICMA


 演奏会後、ホテルニューオータニで開催されたディナーパーティでは、辻社長が「本日、アカデミー生たちが演奏してくれたベートーヴェンなどの美しい楽曲とその基礎となる弦楽四重奏の魅力を聴くことができ深く感動した。小澤氏及びアカデミーとの協力関係を継続できることを大変光栄に感じる」とあいさつ。

あいさつする銭アジア・太平洋地域プレジデント/(C)大窪道治/2019OICMA


 引き続き、この演奏会のため初めて上海から駆けつけたランクセスの銭明誠アジア・太平洋地域プレジデントがあいさつし、小澤氏の音楽を通した影響力を称えた。

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