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19年3月期第2四半期業績

東ソー、利益はいずれも過去最高

原材料 2018-11-01

 東ソーが11月1日に発表した19年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が4,244億5,900万円で前年同期比8.4%増、営業利益が560億300万円で同2.8%増、経常利益が607億4,700万円で同4.3%増、純利益が416億7,200万円で同3.4%増だった。利益はいずれも過去最高。

 石油化学事業は売上高が939億1,700万円で同5.6%増、営業利益が79億9,200万円で同22.2%減。クロロプレンゴムは生産量の減少に伴い出荷が減少したが、堅調な海外需要を背景に輸出価格は上昇した。

 通期業績予想を修正
 同社は同日、通期業績予想の修正を発表した。ナフサ価格上昇および円安による製品販売価格の上昇などで売上高は前回予想を上回るが、原燃料価格の上昇、海外製品市況の下落により利益は前回予想を下回る見込み。

 ■通期業績予想
 売上高=8,800億円(前回予想8,500億円、増減率3.5%増)◇営業利益=1,000億円(同1,100億円、同9.1%減)◇経常利益=1,050億円(同1,120億円、同6.3%減)▽純利益=710億円(同760億円、同6.6%減)

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