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18年3月期第3四半期業績

宇部興産、化学事業が好調

原材料 2018-02-05

 宇部興産が2月2日に発表した18年3月期第3四半期(4-12)業績は、売上高が5,070億5,600万円で前年同期比15.3%増、営業利益が376億1,300万円で同65.7%増、経常利益が390億6,900万円で同72.8%増、四半期純利益が266億7,000万円で同77.0%増となり、経常、四半期純利益で過去最高を更新した。

 化学事業は売上高が2,253億円で同22.8%増、営業利益が221億円で同398.1%増。ラクタム、ナイロン、ブタジエンゴム(BR)での原料上昇に対する価格転嫁が増収に寄与し、利益面はラクタム、BRのスプレッドが前年同期に比べ改善していることが影響した。第4四半期(1-3月)のBR需給について同社は「引き続き堅調に推移する」とみている。

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