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18年3月期第2四半期業績

アキレス、プラ事業と産業資材事業が堅調

工業用品 2017-11-08

 アキレスが11月8日に発表した18年3月期第2四半期業績は売上高が428億500万円で前年同期比4.6%増、営業利益が10億9,000万円で同17.3%増、経常利益が13億600万円で同23.2%増、四半期純利益が12億2,100万円で同67.0%増となった。

 事業別では、プラスチック事業は売上高が203億4,300万円で同9.8%増、営業利益が18億8,500万円で同14.1%増。車輌内装用資材は採用車種の生産好調で伸長、航空機内装用資材も大きく伸長し全体でも増収となった。建材資材の壁紙は市況好調と新柄投入拡大で大幅に増収したが、床材はクッションフロアの低迷で減収。引布商品は排水管用ジョイントの好調に加え、エアーテントと大型救助ボートの新規受注で増収となった。

 産業資材事業は売上高が150億8,300万円で同4.2%増、営業利益が12億3,700万円で同2.3%増。ウレタンは車輌用が好調だったが、寝具家具調は低調で減収。工業資材は海外ユーザー中心に半導体分野向け搬送用部材が伸長したことに加え、製造業の国内回帰で静電気対策品の販売回復で増収となった。

 シューズ事業は売上高が73億7,700万円で同6.8%減、営業損失が7億6,000万円(前年同期は8億3,200万円の損失)となった。

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