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6月から執行役員制度を導入

【新社長インタビュー】八興社長阿部忠弘氏、「チーム八興」で発展させ明るい会社に

工業用品 2017-09-05


 ■最近の状況
 58期の事業計画は4月に策定済みで、これに沿って事業を進めている。直近の状況としては、4-6月の売上高はほぼ計画通りで推移したが、7月は計画比若干減となった。8月は稼働日数の関係で売上高は例年減少するが、9月以降に盛り返していきたい。しかし下期の市場動向は、不透明と予測している。さらに利益面では、樹脂や金属など各種材料高騰が気掛かりだが企業内努力で吸収していく。

 ■今後の戦略や方針
 当社は、電気抵抗値が業界で初めて国際指針に準拠した導電スーパー柔軟フッ素ホースシリーズや、スーパー柔軟フッ素ホースシリーズなど、独自性のある製品は、顧客や公的機関などからも高い評価を得ている。今後も、技術開発力を積極活用し、独自色の強い製品開発を進めていく方針でいる。

 さらに、ニーズが一層高まっている環境への取り組みとして、当社規格の全製品がRoHS2に適合していることなどもアピールし、拡販に注力していく。またオーダーメイド製品は、既に5,000件を超える実績があり、高評価を頂いている。今後も顧客の要望に合致した製品開発に取り組んでいく。これら当社製品のアピールのために、関連する展示会へ出展するほか、ホームページの充実など、情報発信を積極的に推進する。

 ■今後の計画など
 来期から実施予定の新3カ年中期経営計画を策定中だ。同計画では、業務の効率化や選択と集中を行うことで、経営効率の一層の向上を進めるとともに、ワークライフバランス充実のための働き方改革を推進していく。

 さらに少数精鋭企業である当社の事業継承に不可欠な人材育成や、埼玉及び秋田工場などへの設備にも積極的に投資していく。

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