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【特集】伝動ベルト

ゲイツ・ユニッタ・アジア、新製品「通電ベルト」を開発

工業用品 2017-06-27

ゲイツ・ユニッタ・アジアの国内一般産業用ベルトの販売が、堅調に推移している。

 主力である半導体製造装置関係がプラスで推移していることに加え、液晶装置関係が好調で全体を牽引している。「半導体製造装置の生産は、従来から増加すると言われていたが、その通りに増加した」(ゲイツ・ユニッタ・アジア)。一方の液晶装置関係は、同装置の中国需要が好調で、それに伴い増加した。

 産業用ロボット関係は右肩上がりの需要だが、一方で競争は激化してきている。

 通期についても、計画を達成できる見通し。半導体製造装置関係はプラスも大きく、「年内は大きな落ち込みはない」(同)と好調を持続する見込み。また上振れしている液晶装置関係は、高水準がしばらく続く見通しで、「来年度も今のような需要があると言われている」(同)。

 注力してきた食品機械関係、包装機械関係への期待は大きい。背面に一工夫することで、特徴を持たせた高付加価値製品の国内での拡販が進んでおり、今後も販売は増え続けるとみている。

 厳しい状況が続いていた工作機械用も、ここにきて工作機械の生産が急激に回復し始めたことで、需要が増加しているという。

 今年中は、いずれの用途においても順調を維持すると見込む。

 製品では、ウレタンベルトの新製品「通電ベルト」を開発、6月21-23日に東京ビッグサイトで開催された機械要素技術展に出品した。

 通電ベルトは、ウレタンベルトの心線として使用されているスチールコードを電線としても活用したもの。両端にはコネクタが装着されており、ベルト内を電流が流れる仕組みだ。

 一般的に、装置に別々に組み込まれる駆動部分(ベルト)と配線を一体化したことで、ベルト、配線とで取っていたスペースの省スペース化が可能になり、組みこむ装置のコンパクト化に繋がる。

 すでに物流用途での納入を開始しており、今後は新たな用途展開を進めていく。「機械要素技術展に出品し、ユーザーから新たな用途やニーズを掘り起こせればと考えている。期待は大きい」(同)。

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