PAGE TOP

マイクロ波バッチ式加熱装置を展示

ミクロ電子、「FOOMA JAPAN 2025」に出展

工業用品 2025-06-24

 ミクロ電子(埼玉県川越市、山中亨社長)は6月10~13日の間、東京ビッグサイトで開催された世界最大級の食品製造総合展示会「FOOMA JAPAN 2025」に、今年も出展した。今回は、食品製造用途に最適な装置として好評を得ている「1.5kwマイクロ波バッチ式加熱装置」を展示。実際に稼働させて注目を集めた。

ブースで来場者に説明する山中ミクロ電子社長


 1.5kwマイクロ波バッチ式加熱装置は、ターンテーブルなどでバッチ処理をして加熱を行う装置で、連続生産に不向きな大型製品や少量の実験に最適な装置となっている。用途としては茶葉の乾燥や火入れ、食品原料の殺菌、菓子類の加工、インスタント食品の乾燥などに適している。

 なお今回は、同装置内に「簡易マイクロ波空間分布可視化センサー/ほたる」も設置し、装置およびセンサーともに稼働状態で展示した。

 ほたるは、360個のセンサーを平面上に配置してマイクロ波の空間分布をLEDで可視化する機器で、緑色や赤色に輝き、注目を集めた。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル