PAGE TOP

グローバル7拠点にオンサイトおよびオフサイトPPAを導入

住友理工、2024年度にグループで約4,500kWの太陽光発電設備による電力を追加調達

工業用品 2025-03-27

 住友理工は、2024 年度にグループ全体で約4,500kWの太陽光発電設備を追加導入した。これにより、発電容量は累計約2万1,100kWとなり、2023年度比で約27%の増強となる。

太陽光発電設備を追加導入した住理工大分AE


 同社グループでは、2029年度までに、Scope1+2のCO2排出量30%減(2018年度比)およびScope3のCO2排出量15%減(同)を目標としている。2024年度は新たにグローバル7拠点にオンサイトPPAおよびオフサイトPPAを追加導入した。

 これにより、太陽光発電設備による2024年度のCO2排出削減量は、導入済みの設備と合わせて約1万800[t-CO2]となる見込み。

 同社グループは、「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」を目指すべき未来社会像に掲げ、サステナビリティ経営を進めている。

 2050年カーボンニュートラル実現に向けて、今後も太陽光発電の増強を進めるとともに、グリーン電力調達の幅を広げ中長期的な競争力の維持・獲得を見据えつつ、さらなるCO2排出削減に向けて取り組んでいく。

 ■2024年度に稼働した太陽光発電設備導入拠点
 ◇国内拠点=住友理工小牧製作所(愛知県小牧市)/住友理工松阪事業所(三重県松阪市)/住理工大分AE(大分県豊後高田市)

 海外拠点=東海橡塑[合肥](中国)/住理工汽車部件[嘉興](中国)/Tokai Rubber Auto Hose Indonesia(インドネシア)/S-Riko Automotive Hose de Chihuahua(メキシコ)

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物