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エプソン販売と協働で再生紙を活用したクラフト体験を実施

住友理工、「こまきこども未来大学2024」の講座を開催

工業用品 2024-08-21

 住友理工とエプソン販売は8月1日、愛知県小牧市の小学生を対象とした講座「こまきこども未来大学 2024」を協働で開催した。

講座の様子


 小牧市が主催する「こまきこども未来大学」は、同市の小学4年生~6年生を対象に企業や団体から、SDGsや社会についてさまざまなことを学ぶ講座。講座を行うことで「こどもたちが自分のやってみたいこと、夢を見つけるきっかけをつくること」「こどもたちがSDGsを知り、自ら社会に向けて行動できるようになること」を目的としている。

 今回、多くの小学生が参加し、住友理工はエプソン販売と協働で「環境にやさしい、魔法みたいな紙の再生!」をテーマに、同社として初めて講座を開催した。講座では、まず紙の製造方法や紙の原料である木や水の大切さを学び、再生紙の必要性を知ってもらった。そして、紙のリサイクルだけでなく、ノートや紙袋などに作り変えるアップサイクルの発想や技術を用いてどのような紙製品を作りたいかといった紙からできるSDGsを考えてもらった。

 その後、エプソンの製品である乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」を活用し、古紙が再生紙として生まれ変わる様子を見学。今回、参加者には環境活動への参加として古紙を持参してもらい、これらも今後再生紙となる。

 最後に、紙のアップサイクルについて学んでもらうことを目的に、ペーパーラボで古紙から生まれ変わった厚めの画用紙を用いてペーパークラフト体験(プラネタリウム作り)をし、完成した作品を参加者に持ち帰ってもらった。参加者からは「ペーパーラボで再生した紙から洋服を作ってみたい」「少量の水で再生紙が作れるのはすごい技術だと思った。地球のために、紙や水を大切に使おうと思う」といったアイデアや感想が寄せられた。

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