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大型サイズにも対応のWASP製3Dプリンターを関東エリアで初出展

ホッティーポリマー、「第7回次世代3Dプリンタ展」に出展

工業用品 2024-07-02

 ホッティーポリマーが、6月19~21日に東京ビッグサイトで開催された「第7回次世代3Dプリンタ展」に出展し、2小間分のブースサイズで3Dプリンター事業に関するソリューション事例を多数展示・紹介した。

ブースの様子


ブースセミナーの様子


 昨年に引き続きブースセミナーを実施し、同社独自開発かつ日本初の純シリコーンゴム3Dプリンター「SILICOM(シリコム)」の概要と活用事例について約30分間発表した。また同プリンターの実機も造形実演しアピールした。

 さらに今回、関東エリアでは初めてWASP(イタリア)製のデルタ型ペレット方式(FGF)3Dプリンターの実機を展示し、造形実演も実施した。ラインアップは「4070 HDP」「60100 HDP」「3MT HDP」の3機種で、家具など大型サイズにも対応する。同展示会では「4070 HDP」を出展した。

WASP製のデルタ型ペレット方式(FGF)3Dプリンター(同展示会のWASPブース内にて展示)


 同プリンターは従来のフィラメント方式と異なり、ペレットを直接使用でき、材料コストの大幅な削減を可能にする。また廃プラスチックや海洋ゴミ、汎用プラスチックなど、様々な材料に対応可能で、サステナブルなモノづくりに寄与する。ホッティーポリマーは2024年から販売を開始。「代理店として昨年から準備を進めてきた。満を持して、やっとユーザーに見てもらえるようになり嬉しく思う。当社としても大型の受託造形が可能となり、今後に期待している」(堀田秀敏ホッティーポリマー代表取締役社長)。

 そのほか、ブースでは同社独自開発のフィラメントや次世代コンパクトファクトリー「デザインファクトリー」をはじめとするデジタルソリューション事例を展開。ブースは盛況となった。

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