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【特集】スポーツ用品

ナガセケンコー、ボッチャなど多彩なボール類を販売展開

工業用品 2017-05-10

ケンコーワールドを手に持つ柳田社長と各種ボール。

 
 「ケンコーボール」で知られる軟式野球ボール製造の草分けであり、シェアトップのナガセケンコー。ソフトテニスボール、ソフトボールを含む主力3品で売り上げの70%を占める。コートマット、学校体育用品および生涯スポーツ用品などが残り30%を占めるが、ここでは主力3品以外でもここ数年売り上げを伸ばしているボール類やコートマットについて、同社の柳田昌作社長は次のように話す。

 ■ボッチャ
 特別支援学校の授業やレクリエーション活動に昔から使用されていたが、昨年のリオデジャネイロパラリンピックで日本が銀メダルを獲得したことにより注目を集めている競技。当社は約25年前からボッチャの競技用具を販売してきたが、昨年の夏以降急速に問い合わせが増え、販売は好調に推移している。「ボッチャを手軽に始めてみたい」というお客様の声が非常に多かったので、手ごろな価格でお求めいただける「レクリエーションボッチャ」も商品化し、販売は順調だ。東京パラリンピックに向け、一層の市場拡大が見込まれる競技と考えている。

 ■コートマット
 テニス(ソフトテニス含む)、バドミントン、セパタクロー、卓球のコートマットを製造・販売。当社が特許を取得している特殊ファスナーを使用したコートマットは、広く国内外で販売実績がある。特にバドミントンコートマットでは、世界バドミントン連盟の公認を取得し、世界大会等で使用されている。

 ■ティーボール
 低年齢層の野球・ソフトボール離れは、競技に携わる者の共通課題である。当社では、新小学校学習指導要領にティーボールが採用され、2011年度から全面的に実施されたことを受け、販売に力を入れている。学校体育授業を通じて、小さいころからティーボール用具に触れてもらうことにより、野球・ソフトボールの遊び方や楽しさを子供に伝えていきたい。最近はお母さん方も楽しめる競技として注目されている。

 ■ソフティボール
 中はスポンジ、表皮は特殊樹脂コーティングされた多目的スポンジボール。軽く、柔らかく、破裂しないソフティボールは、高齢者向けのリハビリ体操に昔から使用されている。最近では、低年齢層に野球型スポーツの楽しさを広める活動用具としても注目が高まっている。

 ■ケンコーワールド
 硬式野球ボールに近い特性と安全性を併せ持ったケンコーワールドは、軟式野球から硬式野球への移行期のボールとして最適である。当社は15年ほど前から海外戦略商品として、特にアジアと中南米を中心に各国の公認ボールとして販売に注力してきた。その結果、世界の少年野球において幅広い国で使用されており、野球の国際普及に貢献していると自負している。

 ■ジャンボボール
 運動会の定番競技で、誰もが一度は使ったことのある学校体育用具。クラス一丸となってボールを頭上で運んだり、転がしたりして使用されている。その商品の大きさから、機械での量産は難しく、今でもひとつひとつ丹念に手作りしている。

 ■未就学児向けボール(仮称)
 小中学生の投技能低下対策として、未就学児向けの投技能を上げるためのボール。投技能を上げるのに最適な就学前の時期に、遊び感覚で自然と正しい投球動作やボールの正しい握り方を身につけさせるため、当社は大学の教授と連携して音がする、形状を工夫したボールを開発中である。

 ■ケンコー学校体育ソフトボール
 日本ソフトボール協会検定球で、生産・販売は現在、当社のみとなっている。

 ■ケンコーソフトテニスボール
 昨年、練習球にカラーボール4色(ブラック、ブルー、オレンジ、グリーン)を追加し、従来のホワイト、イエローを加えて計6色となった。特に集中しないと取れない色という理由で、圧倒的に黒のボールが売れている。

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