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【特集】スポーツ用品

ミカサ、バレーボール唯一の公式試合球

工業用品 2017-05-10

 ミカサはスポーツ用品と工業用品を柱に事業展開している。売上高の3分の2を占めるスポーツ用品では、競技用ボールを主力に各種スポーツ用品を製造・販売している。

 競技用ボールでは、特にバレーボールが有名で国際バレーボール連盟が主催する2020年までのバレーボールおよびビーチバレーボール大会で唯一の公式試合球として使用されることが決定している。また水球についても公式試合球の認定を受けている。

 競技用に加えて、最近では、児童向けのソフトなボール「スマイルボール」が主力製品のひとつとして販売を伸ばしている。ボール運動が安全にできるよう、当たっても痛くないボールとして小学校などの教育現場で採用が増えているという。ボール運動が苦手な子供でも無理なく運動に取り組めるようになると評判だ。「スマイルボール」は7年前に発売、バレーボール、サッカーボール、ドッジボールなど各種競技用を揃え、毎年順調に売り上げを伸ばしている。

 同社の2016年11月期スポーツ用品事業の売上高は前期比微増。「オリンピックイヤーだったので、バレーボールの販売が好調だった。スマイルボールの販売も伸びた」(同社)。売上高に占める競技用ボールの比率は約半分で、残り半分がスマイルボールやその他の製品。主力のバレーボールは、国内需要の半分以上のシェアを占めているという。競技用ボールの生産はほとんど海外で、タイとカンボジアに工場がある。国内では企画・開発と技術・生産管理を行っている。スポーツ用品事業は売上高の70%が学校教材用だ。

 今後は、新分野として健康用品の開発・販売にも力を入れていく。「スポーツ用品メーカーとして競技用ボールを核にして、その周辺商品であるスマイルボールや健康用品も販売拡大していく方針」(同社)という。

 販売チャネルとして注目しているのが、アマゾンなどに代表されるネット販売だ。「最近のネット販売の伸びには目を見張るものがある。店頭ではスペースの関係で並ぶ商品に限りがあるが、ネットではすべての商品を展示できるので、売る方にとっても、買う方にとっても都合が良い。この販売チャネルはさらに拡大するだろう」と期待している。

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