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「安全」や「使いやすさ」で社会に貢献

東和コーポレーションが創業70周年

工業用品 2017-04-26

70周年記念ロゴ


 東和コーポレーション(福岡県久留米市、渡辺聡社長)は今年4月に創業70周年を迎えた。

 同社は工場向け、農業向け、漁業向け、園芸向けなど様々な手袋を製造・販売している作業用手袋の総合メーカー。1947年4月に渡辺始氏の個人事業として創業し、同年8月に手袋販売を開始。50年に縫製手袋の製造を始めたことで手袋メーカーとしての道を歩み始め、64年に佐賀県(唐津市)、85年にマレーシア(ペナン)、94年に中国(上海)、2012年にバングラデシュ(パブナ)と製造拠点を増やし着実に成長してきた。

 現在、国内ほか欧米中心に約30カ国で販売しており、15年のバングラデシュ工場の稼働で発展著しいアジア市場への展開拡大を視野に入れている。

 独自の滑り止め加工が施された作業用手袋は幅広い現場で使用されており、カラフルで使いやすい園芸用手袋も好評。「てぶくろの日」(10月29日)の制定など業界を盛り上げる活動も行っている。

 また手袋製造で培ったゴム加工技術を活かし様々な工業製品を製造するほか、スキンケア分野でも積極的に製品開発を進めており、今後も「安全」と「使いやすさ」を届けることで社会貢献していく方針だ。

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