【特集】ゴム関連企業の海外進出<中国編>
白石カルシウム、上海東武橡胶などを展開
原材料 2017-04-26
白石カルシウム(大阪市)は、中国におけるゴムコンパウンド製造拠点として「上海東武橡胶中心有限公司」を有している。同社は日系独資初のコンパウンド製造企業として、旧東武ゴムセンターにより1994年10月に設立され、翌年11月に稼働開始した。
2006年4月には白石カルシウムグループ傘下に入り、100%子会社として同社の中国におけるゴムコンパウンド製造展開の一翼を担っている。生産量は堅調に推移しており窓枠・ホース・防振ゴムなど自動車用ゴム部品主体に、建設機械や家電向けなど多岐に亘るゴム製品のコンパウンドを生産している。
このほか白石カルシウムでは中国における事業拠点として、「白石カルシウム(上海)国際貿易有限公司」および「白石カルシウム(香港)有限公司」を有している。