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市販PEチューブの2倍以上のバリア性能を発揮

八興、「バリアチューブ」3製品を発売

工業用品 2023-12-25

 八興(東京都板橋区、阿部忠弘社長)は、「オレフィンバリアチューブ/E―BTO」、「フッ素バリアチューブ/E―BTF」、「フッ素バリアチューブ・ブラック/E―BTF―BK」の3製品を開発し、12月1日から発売を開始した。

オレフィンバリアチューブ


 「オレフィンバリアチューブ/E―BTO」は、外層などにポリエチレン、中間層に接着性樹脂を採用しているのに加え、バリア性樹脂を採用したことで、市販PEチューブの2倍以上のバリア性能を発揮する製品となっている。

 バリア性能に関しては、チューブ外部から流体への臭気移行や、流体から発生する臭気の外部への透過を抑制する「臭気バリア」に加え、市販PEチューブの2倍以上のバリア性能を有し、チューブへの酸素の混入やチューブ内の気泡発生を抑制する「酸素バリア」の2つの機能が最大の特徴となっている。

 同製品は、①可塑剤フリー=溶出物質の要因である可塑剤を含まないノンオイル素材を使用②低溶出・低臭気=塩ビと比較して溶出物質が少なく食品・飲料用途に適する③耐薬品性=内層にはポリエチレンを採用しており優れた耐薬品性を有する④グリーン調達=2019年7月22日の改正RoHS指令(RoHS2.0)10物質群を含有していない、もしくは闘値未満⑤食品衛生性=食品衛生法・食品、添加物などの規制基準(昭和34年厚生省告示第370号)に適合するといった特徴も有する。

 同製品は、顧客ニーズに合致した内径2ミリ×外径4ミリ、同3ミリ×同5ミリ、同4ミリ×同6ミリ、同6ミリ×同8ミリのサイズ展開となっている。用途としては、食品・飲料の臭気移行低減、酸化による風味・品質低下の低減、脱気処理装置での酸素混入防止、酸素混入による分析機器の測定誤差防止、電子機器、スパコンサーバ、医療機器の冷却用途、印刷機器の水性インク中の溶存酸素・気泡発生の抑制、超音波洗浄工程における気泡の抑制などに最適となっている。

 ■フッ素採用で酸素混入 や溶剤揮発等を抑制
 「フッ素バリアチューブ/E―BTF」は、「オレフィンバリアチューブ/E―BTO」の内層に採用しているポリエチレンに代わり、特殊フッ素樹脂を内層に採用した製品で、特許を取得済み。この内層に特殊フッ素樹脂を採用したことで、酸素の混入や、溶剤の揮発を防止するのに加え、有機溶剤などの大半の薬品に耐性を有しているのが特徴となっている。これにより、有機溶剤用途に最適なほか、「オレフィンバリアチューブ/E―BTO」と同様の特徴を有している。

 さらに「フッ素バリアチューブ・ブラック/E―BTF―BK」は、外層に黒色のポリエチレン・ブラックを採用しているのが特徴で、特許取得済み。ポリエチレン・ブラックの採用により、紫外線や可視光線の遮断が可能で、UVインクなどの搬送に最適となっている。

 「フッ素バリアチューブ・ブラック/E―BTF―BK」は、「E―BTF」など、他製品と同様の優れた特徴を有しており、同社では、これら3製品を「八興のバリア3兄弟」と銘打って、積極的に拡販を図っている。

 問い合わせは八興=東京都板橋区板橋1―42―18ユニティフォーラム5階◇電話=03・3963・5381まで。

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