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2025年春に稼働、生産と物流の最適化はかる

ポバール興業、10億円投じ本社に新工場建設

工業用品 2023-03-27

 ポバール興業は、老朽化していた本社工場の一部を解体し、約10億円を投じて新工場棟を建設する。今年4月に着工し、2年後の2025年春に稼働させる計画だ。併せて、本社工場の一部工程を三重県大安工場に移管し、生産物流の最適化をはかる。

 新工場は現在の2階建てから3階建てにし、延床面積は1.6倍にあたる約3,300平方メートル。鉄鋼や食品、自動車向けなどの各種ベルト製品を生産する。

 同社では、「新工場は原反を自動搬送するロールストッカーの導入や生産工程の見直しにより従来比、動線で約30%、作業時間で約50%の削減に繋げる。また、DXも進め熟練の職人技をデジタル化・機械化し、伝承していく。これによって生産効率と生産能力を大幅に高めたい」としている。

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