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2050年のカーボンニュートラル実現に向け

バンドー化学、和歌山工場に太陽光発電設備を導入

工業用品 2022-11-22

 バンドー化学が和歌山工場(和歌山県紀の川市)の屋根に工事を進めていた太陽光発電設備の設置が完了した。

 これは2050年までにバンドーグループのCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けたクリーンエネルギー活用の一環。

 和歌山工場では、2010年にも発電能力約150kWの太陽光発電設備を導入しており、今回導入した設備と合わせると同工場の電源構成における太陽光発電の比率は約12%に相当し、CO2削減量は183t-CO2/年(工場全体で約7%の削減)となる。

 同社では、国内全工場に太陽光発電を導入しているほか、グループ各社においても、2021年4月にBando Manufacturing(Thailand)、また今年8月にはBando (India)のバンガロール工場に太陽光発電設備を導入するなど、クリーンエネルギーの活用を積極的に進めており、今後も引き続き、CO2排出量の削減など、気候変動への対応を進めていく。

 ■今回導入した太陽光発電設備の概要
 ◇設置場所=和歌山工場(和歌山県紀の川市)◇発電能力=約200kW◇年間発電量(予測)=約320MWh/年(工場が使用する電力の約8%に相当)◇CO2削減量= 128t-CO2/年(工場全体で約5%の削減)

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