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投資額16億円、生産能力1.3倍に

横浜ゴム 、平塚製造所でコンベヤベルトの生産能力増強

工業用品 2022-03-14

 横浜ゴムは工業資材事業強化の一環として、平塚製造所(神奈川県平塚市)のコンベヤベルトの生産能力を増強する。増強は段階的に実施する予定で、今回の投資額は約16億円。耐摩耗性、耐熱性、耐油性、難燃性、省電力性など使用用途に応じた多様な帆布ベルトの生産ラインを増設し、現在の生産能力を約1.3倍に高める。

 今回の増強は、今後想定される市場環境の変化に対応するためで、今年3月から着工し、2023年10月から生産を開始する計画。

 コンベヤベルトは多くの産業分野に欠かせない“運搬の動脈”として、鉱石・土砂などの物資を運ぶために世界中で使われている。同社は世界トップレベルの技術を有しており、長年にわたり国内外の多様なニーズに応え様々な商品を開発・提供し続けている。同社では引き続き、コンベヤベルトを必要とする多くの産業を支え、社会の持続的な発展に貢献していく考え。

■平塚製造所の概要
 ◇所在地=神奈川県平塚市追分2-1◇敷地面積=25万5,811平米◇従業員=1,757人(2021年12月時点)◇主な生産品目=コンベヤベルト、マリンホース、防舷材、スポーツ用品、その他各種工業品など

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