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2022年3月期第3四半期業績

朝日ラバー、工業用ゴム事業は18.9%増収

工業用品 2022-02-10

 朝日ラバーの2022年3月期第3四半期(2021年4~12月)業績は、売上高が52億7,900万円で前年同期比14.9%増、営業利益が2億5,800万円(前年同期は1億6,000万円の損失)、経常利益が2億6,300万円(同9,700万円の損失)、純利益が2億100万円で同598.8%増となった。

 セグメント別にみると、工業用ゴム事業は売上高が43億9,500万円で同18.9%増、営業利益が4億4,400万円(同3,500万円の損失)。自動車向け製品の一部で、部品調達リスクの影響などにより受注調整があったものの、自動車向け製品や卓球ラケット用ラバーなどは増収。一方、RFIDタグ用ゴム製品は経済環境や生産調整の影響により減収となった。

 医療・衛生用ゴム事業は売上高が8億8,400万円で同1.6%減、営業利益が6,400万円で同44.8%減。プレフィルドシリンジガスケット製品や採血用・薬液混注用ゴム栓は新型コロナウイルスの影響による生産調整で減収となった。

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